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グルタミン酸(Glutamic acid)

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グルタミン(Glutamine)

グルタミン(Glutamine)とは

  • グルタミン(Glutamine)は、非必須アミノ酸の一つ。
  • 2-アミノ-4-カルバモイル酪酸(2-アミノ-4-カルバモイルブタン酸)のこと。
  • 2-アミノグルタルアミド酸ともいわれる
  • 側鎖に、アミド基を持つ。
  • 略号は、Gln または Q。
  • 等電点は、5.65。
  • グルタミン酸のヒドロキシ基をアミノ基に置き換えた構造を持つ。
  • 酸加水分解によりグルタミン酸となる。
  • グルタミンとグルタミン酸の両方を示す3文字略号は Glx である。
  • 動物では細胞外液に多い。
  • 極性無電荷側鎖アミノ酸、中性極性側鎖アミノ酸に分類される。
  • 蛋白質構成アミノ酸のひとつ。
  • 非必須アミノ酸だが、代謝性ストレスなど異化機能の亢進により、体内での生合成量では不足する場合もあり、準必須アミノ酸として扱われる場合もある。
  • RNAのコドン CAA および CAG によってコードされる。
  • 窒素代謝においても重要であり、窒素固定で生成したアンモニアはグルタミン酸をグルタミンに変換することによって有機化合物として同化される。
  • この変換を行う酵素はグルタミンシンターゼと呼ばれる。グルタミンは多くの化合物の生合成において窒素源として用いられ、これにはプリンやピリミジンなど、他のアミノ酸も含まれる。

グルタミン(Glutamine)の構造式

グルタミン(Glutamine)

グルタミン(Glutamine)の構造式