薬事法とは

日本における医薬品、医薬部外品、化粧品及び医療機器に関する製造、販売、基準・検定、取扱い、広告規制などについて規定した法律(昭和35.8.10 法律145号)。

第1章~第11章(第1条~第91条)からなり、第1条には、「この法律は、医薬品、医薬部外品、化粧品及び医療機器の品質、有効性及び安全性の確保のために必要な規制を行うとともに、指定薬物の規制に関する措置を講ずるほか、医療上特にその必要性が高い医薬品及び医療機器の研究開発の促進のために必要な措置を講ずることにより、保健衛生の向上を図ることを目的とする」と示されている。

この薬事法による広告規制によって、いわゆる健康食品などを医薬品紛いの効能効果を標榜して販売した場合には、医薬品としての承認や許可を取得せずに広告・販売をしたとみなされるため薬事法違反となる。