ビレチン
メタボリックシンドローム対策
抗炎症
脂質代謝改善
ビレチンとは
ビレチン は、シイクワシャー搾汁残渣からPMFを抽出したエキス粉末であり、PMF(ポリメトキシフラボノイド)を10%以上で規格しています。
PMFは、フラボノイドでの水酸基の部分がメトキシ基である化合物の総称です。
PMFの代表的なものとしてはノビレチンとタンゲレチンがありますが、ノビレチンはメトキシ基を6個、タンゲレチンは5個持っています。
ノビレチン
タンゲレチン
ノビレチン及びタンゲレチンには、記憶障害(認知症など)の改善作用、アレルギーの改善作用、メラニン合成阻害作用(美白作用)、糖代謝改善作用、脂質代謝改善作用、肝機能改善作用といった健康維持に有用なさまざまな機能性が期待されています。
なお、ビレチンの原料のシイクワシャーとしては、沖縄産のものを100%使用しています。
飲料配合適性について
PMFは脂溶性であり、そのままでは水には難溶となります。
ビレチン は粉末化時に環状オリゴ糖で包接しているため、推奨量程度の使用(10~45mg/日)であれば十分水に溶解させることが可能であり、飲料への配合にも適しています。
エネルギー代謝に及ぼす影響
肝機能の低下が疑われる被験者にビレチン を20または100mg/dayで12週間連続摂取させたところ、総コレステロール、nonHDL-C、動脈硬化指数及び中性脂肪が有意に低下しました。
このことから、ビレチン には、コレステロール低下作用、抗動脈硬化作用、中性脂肪低下作用が期待できます。
肝機能に及ぼす影響
肝機能の低下が疑われる被験者にビレチン を20または100mg/dayで12週間連続摂取させたところ、γGTPが有意に低下しました。
このことから、ビレチンには、肝機能改善作用が期待できます。
製品規格
性状 | 本品は淡黄色~褐色の粉末で特有の香りを有する |
乾燥減量 | 8%以下 |
ポリメトキシフラボノイド(PMF) | 10%以上(ノビレチンとタンゲレチンの合計、水分を除いた無水物として) |
ヒ素 | 2 ppm以下 |
重金属 | 20 ppm以下 |
一般細菌数 | 1,000 個/g以下 |
真菌数 | 300 個/g以下 |
大腸菌群 | 陰性 |
摂取目安量
10~45mg/日
用途
抗メタボリックシンドローム、脂質代謝改善、抗炎症
使用例
サプリメント、飲料など
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