アグリビジネス創出フェア2007 | 出展報告

イベント情報

11月27日(火)~28日(水)に、『アグリビジネス創出フェア2007』が東京国際フォーラムにて開催され、出展しました。

アグリビジネス創出フェア2007

このフェアは農林水産省が主催しており、同省が所管する独立行政法人をはじめとした関係研究機関の技術シーズを基にして、産学官連携による実用化・産業化の推進のために多数の研究機関と民間企業が一同に会し、情報交換や交流の出会いの場として開催されました。

フェアの来場者数は2日間で目標数(8,000人)を超える9,409人となり、昨年度実績である5,000人を大きく上回る結果となりました。ブースは民間企業、大学関係機関、公的団体、その他団体の4つに分類されており、マッチングスペースも設けられていました。各ブースはアグリビジネスに関係する企業・団体が商品・技術などを個性的に展示していました。メインステージでは各先生方による講演も行われ、多くの方が熱心に聴講されていました。

アグリビジネス創出フェア2007

アークレイはメインステージ前のブースにて、温州みかん由来の機能性食品素材であり、機能成分「β-クリプトキサンチン」を多く含んだ「クリプトベータ」を中心に展示を行いました。特に「クリプトベータ」を原料とした飲料を用いたメタボリックシンドローム予備群の方々を対象とした飲用試験の結果について紹介しました。

また、初日の27日16時30分からはサブステージAにて「うんしゅうみかんパルプ『クリプトベータ』のご紹介(ヒト試験におけるコレステロール低減効果について)」と題したプレゼンテーションを実施しました。終了に近い時間にも関らず、多くの方にご参加いただきました。

ブース、セミナー会場では民間企業、大学関係機関、公的団体の方など色々な分野の方々と情報・意見交換などをすることができ、まさにマッチングフェアとなりました。

アグリビジネス創出フェア2007

また、本フェアでは果樹研究所 健康機能性研究チームによる「ミカン摂取と生活習慣病予防に関する栄養疫学的解析-三ヶ日町研究」についてもプレゼンテーションがあり、温州みかんのもつ健康機能について発表されていました。

日本人になじみ深い果物である「温州みかん」の特徴的な成分である「β-クリプトキサンチン」に色々な分野の方々に知っていただくことはとても有意義であり、今後の可能性を伺えるものとなりました。

お忙しい中、ブース、セミナーに来場していただきまして、誠にありがとうございました。

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