ICoFF2007 | 発表報告

イベント情報

2007年11月28日(水)~12月1日(土)、国立京都国際会館にて『ICOFF2007(International Conference on Food Factors for Health Promotion : 機能性食品と健康増進作用に関する国際会議) 』が開催されました。

ICoFF2007

本学会は、日本フードファクター学会 (JSoFF)などによって組織されており、機能性食品の分野において、基礎や臨床での研究成果を発表する場になっております。今回のICoFF2007では、”Food factors for Health Promotion”というテーマのもと開催されました。

11月29日(木)のシンポジウム7「Anti-aging Medicine and Nutrition」において、混合ハーブエキス『AGハーブMIX』の研究成果に関連し、”Anti-aging and glycation”という演題で発表を行いました。本発表は、アークレイ株式会社、同志社大学アンチエイジングリサーチセンター、鈴鹿医療科学大学、名古屋文理大学、そして岡山理科大学との共同研究成果として発表を行いました。

ICoFF2007

今回の演題”Anti-aging and glycation”では、体内での糖化がアンチエイジング医療において重要な位置づけとなることを紹介させて頂きました。内容としては、生体内で生じる糖化反応のメカニズムから、糖化によって生成されるAGEsが人体に及ぼす影響、そして混合ハーブエキスを用いた臨床試験結果までを発表しました。

これまで、日本薬学会や日本抗加齢医学会で、混合ハーブエキスの研究成果を発表してまいりましたが、今回の発表はそれらの成果をアンチエイジングの観点からまとめたものであり、糖化抑制に関する意義を基礎から臨床まで一貫してご紹介できました。

ICoFF2007

発表会場にお越し頂いた方々からは、アンチエイジング分野における糖化作用についての意義は非常に興味深く、今後の新たな研究分野になるという、ありがたいご感想を頂くことができました。今後も、より多くの方々に糖化についてのご関心を持って頂くことができるよう、糖化と抗糖化についての情報発信や啓発活動を一層進めていきたいと考えております。

ご多忙中にも関わらず、発表にお越しいただいた皆様におかれましては、誠にありがとうございました。

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