第1回機能性食品素材セミナーを開催

プレスリリース

4種類のハーブ

アンチエイジングの新原料素材

・セイヨウサンザシ(左上)
・ドクダミ(右上)
・ローマカミツレ(左下)
・ブドウ葉(右下)

アンチエイジングは「抗加齢」とも呼ばれる近年注目されている分野。糖尿病合併症予防の効果も期待できる。

アークレイ株式会社は機能性食品の素材となるハーブとカンキツの機能性に関するセミナーを、8月4日(金)にホテルグランヴィア京都(京都市)にて開催いたします。

要旨

アークレイ株式会社は国内大手の臨床検査機器と体外診断薬のメーカーで、糖尿病患者が使用する血糖自己測定機では国内シェア60%を占めています。健康科学という独自の事業領域を設定してからは、患者のケア、病気の予防のためのアイテムとして日用品、食品などを開発してきました。

本年6月には、機能性食品の素材ビジネスへの参入を果たし、『第2回サプリ&機能性食品2006(6月15日より17日まで東京・池袋サンシャインシティ文化会館で開催)』にて、抗メタボリックシンドロームを訴求した素材で、機能成分であるノビレチンを高含有した「シイクワシャー果皮エキスアンチエイジングを訴求した素材で、抗メイラード作用を有する「ハーブエキス」を展示し、ご好評いただきました。

今回、機能性食品の素材ビジネスの取り組みの一つとして、『アークレイ 機能性素材セミナー ~ハーブとカンキツの機能性~』を8月4日(金)にホテルグランヴィア京都(京都市)にて開催いたします。

セミナーでは、第一線にて研究をされている先生方をお迎えし、食品素材によるアンチエイジング、抗メタボリックシンドロームへの作用について最近の知見を交えてご講演賜ります。また、機能性原料素材に興味をお持ちである食品メーカーやマーケティング・商品企画・開発などを担当される方々に向けて情報発信いたします。

なお、本セミナーへの参加は事前登録制となっており当日受付はいたしておりません
参加希望の方は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。
お問い合わせ先 : TEL 075-672-5311

今後の予定としましては、各種展示会・学会への出展など、積極的に新規ビジネスに取り組んでいきます。アークレイは、これからもトクホ取得で培ったヒト試験の実績を生かし、エビデンスに注力した食品素材の供給に努めてまいります。

案内

アークレイ 機能性素材セミナー
~ハーブとカンキツの機能性~

  • 日時:平成18年8月4日(金) 13:00~19:00 (受付12:30開始)
  • 会場:ホテルグランヴィア京都(JR京都駅烏丸中央口)
    セミナー会場5F 竹取の間

プログラム概要

第一部 「アンチエイジングとメイラード反応」

アンチエイジングにおける老化危険因子とメイラード反応
米井 嘉一先生(同志社大学アンチエイジングリサーチセンター教授)

天然に存在するメイラード反応阻害物質の探索とその作用
松浦 信康先生(岡山理科大学理学部 講師) 他

第二部 「カンキツの機能性」

カンキツに含まれる機能性成分研究 十年の歩み
矢野 昌充先生
(独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 健康機能性研究チーム 上席研究員)

カンキツに含まれる機能性成分による抗肥満作用
河田 照雄先生
(京都大学大学院農学研究科 食品生物科学専攻 食品分子機能学分野 教授)

カンキツに含まれる機能性成分による抗動脈硬化作用
大東 肇 先生
(京都大学大学院農学研究科 食品生物科学専攻 生命有機化学分野 教授) 他

会場周辺地図

会場周辺地図

背景

  • アークレイは、厳しい食事制限下にある生活習慣病患者や健康を意識する方々に様々な商品を提案し、物質面と精神面の両方をケアすることでQOL(Quality Of Life=生活の質)の維持・向上に貢献いたします。また、素材ビジネスを通じて、自社技術にとらわれず、幅広く社会に貢献する活動を行っていきます。
  • 平成16年の調査では、メタボリック症候群(内臓脂肪症候群)は40~74歳の男性では2人に1人、女性では5人に1人が強く疑われる、または予備軍と推定されています。近年、生活習慣病の複合が死に至るリスクを高めることがわかり、健康意識は高まりを見せています。
  • アンチエイジングは「抗加齢」とも呼ばれ、近年注目されている新しい分野であり、健康長寿を目指す研究が医学、薬学、栄養学など様々な方面で進んでおります。また、「老化の治療」から、アンチエイジング医学と呼ばれる「それぞれの年齢において最もイキイキとした健康」を目的とした学問も急速に発展をとげております。

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