学術情報
柑橘(カンキツ)類とは
柑橘(カンキツ)類とは
柑橘の種類
一般に柑橘(カンキツ)類はミカン科のミカン科・ミカン亜科のカンキツ属(Citrus)、キンカン属(Fortunella)、カラタチ属(Poncirus)に属する植物を指し、これら以外も含めてミカン亜科植物は33属から成り立ちます。
このうち、食用に用いられているのはカンキツ属とキンカン属の1部です。
主に生食やジュースが主体のオレンジ、ミカン、グレープフルーツ、薬味としてはレモン、ユズ、カボス、スダチなどがあります。
また、地域特有のものもあり、その1例として沖縄特産のシイクワシャーがあります。
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柑橘の構造 3)
柑橘類の果実は果皮、種子、じょうのう膜(砂じょうを包む膜)、砂じょう(さのう)で構成されています。
私たちが普段食べる部分は砂じょう(さのう)部分です。
また、果皮は外果皮(フラベド)と内果皮(アルベド)に分けられます。
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参考文献
- 野菜等健康食生活協議会ホームページ
- 野方洋一、近中四農研報5、19-84(2005)
- 五訂増補日本食品標準成分表資料
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